信じて託す老後の安心〜弁護士が関わる民事信託、任意後見、財産管理契約
お知らせ
2024年9月30日
1 本シンポジウム開催趣旨
超高齢社会において、判断能力が低下してから法定後見制度を利用することが多い現状ですが、法定後見制度には誰が後見人になるかを自分で選ぶことができない、本人の意思を後見業務に反映させることが制度上難しい、残さんの保護に重きをおくために財産の活用が制度上難しいなどの問題があります。
高齢者が自らの意思で自己の財産管理や身上保護のあり方を選択できる体制を整えることは、本人の権利擁護や意思決定支援の観点から必要不可欠なものです。
本シンポジウムは、民事信託や任意後見制度、財産管理契約など、超高齢社会における本人の意思を実現するための財産管理等支援制度の現状や活用への課題を把握し、高齢者の権利擁護としての財産管理等支援のあり方を考えます。
本シンポジウムが人生の最後の瞬間まで、自分の意思が尊重されるためにどのような制度が必要かを参加者の皆さんと考えるきっかけとなれば幸いです。
2 登壇者のご紹介
⑴ 基調講演
八谷博喜 三井住友信託銀行専門理事、中央大学研究開発機構教授
九州大学大学院法学研究科にて修士(法学)取得、中央大学法学研究科にて博士(法学)取得。
信託法学会、日本成年後見法学会所属
1986年 三井信託銀行(現在、三井住友信託銀行)に入行。
2016年 成年後見・民事信託分野専門部長就任。
2021年 特別理事を経て専門理事、中央大学研究開発機構教授(専任)に就任、現在に至る。
⑵ 特別報告
島崎 諭 三井住友信託銀行佐賀支店 支店長
⑶ パネルディスカッション
(パネリスト)
八谷博喜 三井住友信託銀行専門理事、中央大学研究開発機構教授
伊庭 潔 弁護士(東京弁護士会)・日本弁護士連合会信託センター センター長、中央大学研究
開発機構教授
木村幹人 公証人(佐賀公証人合同役場)
江越正嘉 弁護士・佐賀県弁護士会高齢者障がい者権利委員会委員長
(コーディネーター)
半田 望 弁護士(佐賀県弁護士会民事信託PT座長)
3 事前申込み 不要
ただし、オンライン視聴可能な人数に限りがありますので、オンライン視聴をご希望の場合は、
2024年11月10日までに佐賀県弁護士会までお問合せください。
4 手話通訳・要約筆記について
当日は、手話通訳・要約筆記を手配しております。
5 会場内のバリアフリー席について
会場の一部にバリアフリー席をご用意しております。バリアフリー席をご希望の場合は、
2024年11月10日までに佐賀県弁護士会までお問合せください。
6 お問合せ先
佐賀県弁護士会(℡ 0952-24-3411)
詳しくはチラシ(PDF)をご覧ください。